2011年7月21日木曜日

九州電力「やらせメール」依頼の全文


九州電力原子力発電本部 課長級社員が関係会社の社員に送った、いわゆる「やらせメール」の依頼の内容を転載してみました。

内容がわかりにくいので、右側に私が翻訳しました。右側の訳文は、私の拙い語学力のため、間違った内容になっているかもしれません。きっと間違っていると思う。どこが間違っているんだろうか。

ついでに、お詫び内容も転載しました。



【ご依頼】国主催の佐賀県民向け説明会へのネット参加について 2011年6月22日14時16分26秒

協力会社本店 各位

平素よりお世話になっております。メール投げ込みにて失礼を致します。標記については、報道等により今週末に開催される旨、既にご承知のことと存じます。

●件名:国主催による佐賀県民向け説明会(原子力発電所の安全性)

●日時:平成23年6月26日(日)午前(10時~11時30分の予定)

●内容:説明会の方式は国が調整中。混乱を避けるため、県民、4、5人が経産省原子力安全・保安院と資源エネルギー庁の担当者から説明を受け、疑問点や不安に思う点などを質疑する予定。

●配信:(1)やり取りはケーブルテレビとインターネットで生中継され、視聴者からの質問もファクスや電子メールで同時に受付。(2)アクセス可能なwebsiteアドレスは、現時点で未公開ですが、佐賀県庁HPや経産省HPに掲載予定。あるいは、Ustreamにて“genkai”あるいは“玄海”等で検索することによりアクセス可能。(3)小職にて、継続してサーベイし、判明次第、追って追伸予定。

●その他:(アドレス略)

本件については、我々のみならず協力会社におかれましても、極めて重大な関心事であることから、万難を排してその対応に当たることが重要と考えております。

つきましては、各位他関係者に対して、説明会開催についてご周知いただくとともに、可能な範囲で、当日ネット参加へのご協力※をご依頼いただきますよう、御願い致します。

※説明会ライブ配信websiteにアクセスの上、説明会の進行に応じて、発電再開容認の一国民の立場から、真摯に、かつ県民の共感を得うるような意見や質問を発信。

なお、会社のPCでは処理能力が低いこと等から、是非、ご自宅等のPCからのアクセスを御願い致します。

また、ネット参加に当たっては、接続後アカウントの取得等操作が必要になりますので、ご承知置きください。

以上






下請けの野郎どもへ

うちの仕事を世話してやってるんだから、こんなメールでいいだろ。報道でいっているとおり、今週末に面倒なことがあるのが知ってるだろ。
























今回は、我々が手引きしているのじゃないから、ちょっと厄介なので、いつもの通り反対意見を潰してやろうと思う。

 なので、お前ら、この説明会のことを子分共に伝えて、ネット参加するようにしろよ。


説明会ライブ配信サイトを見て、説明会で反対意見を潰すような意見や質問をしろよ。このとき、言葉遣いに気を付けないと逆効果になるからな。
会社のPCからアクセスするとバレるから、わからないように自宅等のPCからアクセスしろよ。
また、 アカウントの取得等で記載することがあるかも知れないから、関係者だとバレないように気をつけろよ。






続報【ご依頼】国主催の佐賀県民向け説明会へのネット参加について 2011年6月24日9時26分9秒

協力会社本店 各位

平素よりお世話になっております。先にご依頼申し上げました標記については、以下URLにより詳細確認可能ですので、よろしく御願い致します。なお、ご意見はメールあるいはファクシミリでの受付されるとのことであり、接続後のアカウント取得等操作は不要なようです。

以下URLにアクセスください。

佐賀県(アドレス略)

経産省(アドレス略)

以上

繰り返し言うぞ



下請けの野郎どもへ

うちの仕事を世話してやってるんだから、忘れずにしろよ。
細かいことは下のURLを見て判断しろ。
意見はメールやファクシミリで送ることになっているからな。アカウント取得等操作がないからと言って、関係者だとはバレないようにしろよ。




経済産業省主催の県民説明番組への意見投稿呼びかけ
に関する事実関係と今後の対応(再発防止策)について

平成23年6月26日に開催されました経済産業省主催の「放送フォーラムin佐賀県『しっかり聞きたい、玄海原発』~玄海原子力発電所 緊急安全対策 県民説明番組~」に際し、当社社員が社内および協力会社等に対して、インターネットによる原子力発電所の発電再開に賛成する意見投稿を要請した事態が発生いたしました。(平成23年7月6日公表済み)

当社は7月7日以降、事実関係を調査するとともに原因の究明、再発防止策の検討を行ってきましたが、本日、本件に関する事実関係と今後の対応(再発防止策)について取りまとめ、経済産業省へ報告いたしました。

本件により、玄海原子力発電所の安全対策等について、さまざまな立場から寄せられる県民の皆さまの率直なご意見、ご質問にお答えするという同番組の趣旨及び信頼性を大きく損なうこととなり、電気事業に携わるものとして、今回の事象を極めて深刻に受け止めております。

玄海町を始め、佐賀県の皆さま、九州、更には国民の皆さま、主催されました経済産業省に対し、心よりお詫び申し上げます。

今回のような投稿要請は、公平・中立であるべき説明番組に重大な影響を与えるという認識が欠落した、社会の常識や倫理観に反する行為であり、当社の経営層を含めたコンプライアンス意識の希薄さが主な要因と考えております。

今後は、社外の有識者等で構成する「アドバイザリーボード(委員長:社外有識者)」を設置し、今回のアンフェアな行動の原因分析及び再発防止策の深掘りを行い、二度とこのような事態を招かないよう、経営層をはじめ、全社員一丸となって、信頼回復に努めてまいります。

平成23年7月14日
九州電力株式会社
代表取締役社長 眞部 利應


こないだの国の説明会でバレたことについて

こないだの番組で、原発再開に賛成する意見投稿を頼んだ事がバレちまった。




とりあえず、形だけ調べた内容と、再発防止策を国に報告しておいた。


バレたことで批判をあびて、反対の連中が勢いついたのは、ちょっと問題だな。



とりあえず、あやまっておく。


だから、バレないようにしろよっていったのに。



二度と、内部告発するような奴は使うなよ。

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